ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴)

 2008年10月18日、ひどり橋のところに行くと、3,4人のカメラマンが遠くを見つめている。何がいるのだろうと見てみると、なにやら変わった鳥がいた。だいぶ遠いので、肉眼でははっきりしないが、大きな鳥だ。聞いてみると、ホオジロカンムリヅルと言って、飼われていたものが逃げ出したらしい。
 早速写真を撮り、もっと近くに来ないかと待っていると、だいぶ経ってから飛び上げって、近くの田圃に下りた。それからまた飛び上がり、また田圃に下りた・・・。カメラマン数人がそれを追いかけた。
 次の日、また同じところに行ってみると、ずっと遠くの沼の浅瀬にいた。そのうちこちらに飛んできて、最初沼の釣り台に留まり、また飛び上がり田圃に。この日は見物客やカメラマンが多くて、30人近くいたかもしれない。

 ネットで調べると、ホオジロカンムリヅルは、カンムリツルの仲間。頭に冠のような毛が生えている。ウガンダ、ケニア、モザンビークなど、アフリカ南東部に生息していて、日本では動物園などで飼われている。
 茂原市の動植物園「ひめはるの里」で今春、一羽逃げだし、それと思われる鳥が、その後、茂原市、長南町、長生村などで同鳥が度々発見されているらしい。その鳥が手賀沼まできたのかもしれない。

 野生のままで生きていけるのだろうか、これから冬に向かって大丈夫なのだろうか、暖かいところに移動するのだろうかなどと心配になるが、珍しい鳥に出会えたのはラッキーでした。

【10月18日】


岸の釣り台に留まる。休んでいるのだろうか。


飛び立った。首を下げて飛ぶ。あまり飛ぶのが上手には見えない。


田圃の畦に降り立つ。


畦の上を行ったり来たりして、何か餌を採っているようだ。草の実だろうか。


ほおは白いが、の一部が赤く、首のところには赤いとさかのような物がある。


アップ。カンムリが立っている。


移動して、ヒドリ橋のすぐ近くの田圃に降りた。


夕日を浴びている。カンムリがよく見える。


稲の刈り残しがあって、それを食べている。ここに来たのはそのためのようだ。

【10月19日】


遠くからこちらに飛んできたが、近くにからすがいて、縄張りへの侵入者と思ったのか、カラスが数羽で追いかけて追い出した。


沼の上を飛んでいる。


カメラマンや見物人が集まってきている。

2008.10 作成