葦原燃える

 2004年2月下旬、ひどり橋に行った時、橋の北側、遊歩道の沼側の葦原から火の手が上がり、瞬く間に葦原が広範囲に燃え尽きてしまう火事があった。

 最近では、意図的に葦原を焼くことがあるようだが、これは事故、すなわち火事だった。原因はたばこの不始末のようなことではないかとも思われる。東西を遊歩道と沼に挟まれ、南には大津川が流れ、北側は遊歩道と沼が接近しているところなので、火は周囲に燃え移らず、自動的に葦原の中で治まった。

 結局、偶然にも次の年の葦の新芽の成長を助ける結果となった。しかし、危険だ。火には注意しなければ。


最初、遠くで、遊歩道の下の葦が少し燃えているのを見つけた。そばに2,3人の人がいた。

たき火かと思ったら、拡大していったので、これはおかしいと、少し近寄って撮ったのがこの写真。4畳半ぐらいの面積が燃えている。


乾燥していて、火の勢いは強く、もうどうにもならない。


だんだんと拡大していく。


遠くからでも分かる状態になり、見物人も集まってきた。


またたくまに、遊歩道側から、沼方向に順次燃えていった。焼け跡は、真っ黒で、すべて焼け尽くされている。


数分経った頃か、ひどり橋を渡って沼南町(まだ合併前だった)の消防が到着。

この頃には、遊歩道側から南北に燃え広がり、ひどり橋のたもとまで焼けていた。


沼側に広く葦原が広がっているが、そこが盛んに燃えている。炎がかなりの高さに達している。


場所柄、周囲に拡大の心配はないので、消防も基本的にはたいしたすることもなさそうだが、一応放水。

向こうには大津川があるので、この状況では、よほどのことがない限り、川を越えて飛び火はしないだろう。


すこしおくれて、北柏側から柏市の消防が来た。見物人が見守る中、消火活動を開始。


北柏側では、沼と遊歩道に挟まれた葦原が北に行くに従って徐々に狭くなっている。北側に火が拡大しているが、だんだん狭くなって、いずれ止まりそう。それでも一応消火活動。


一面焼けてしまった。南側を向いて。火が上がっている向こう側には大津川が流れていて、その向こうに燃え移ること話さそう。右側は遊歩道、左側は沼。沼の縁には少し葦が焼け残っている。


反対方向を見たもの。


柏市の消防。ホースの後かたづけに取りかかっている。大事にはならなかった。
この木は大丈夫だっただろうか。最近火事ではなくて葦原を意図的に焼いているようだが、その時に木が燃えて枯死してしまう例がある。貴重な木だから、そうならないよう気をつけてほしいものだ。この木はたぶん大丈夫だったように思うが。

2007.1 作成